喘息の薬の副作用によるむくみ


喘息持ちでステロイド剤を服用されている人たちの悩みとして、
体のむくみが挙げられます。
これはステロイドによる副作用で体がむくみが起こります。

ステロイドというのは腎臓上部に位置する
副腎と呼ばれる臓器から作られるホルモンです。

このステロイドホルモンによって体の炎症などを抑える働きがあり、
色んな症状の治療に用いられています。

しかし、反面に副作用も強いので
使用時には十分に注意していかなくてはいけません。

ステロイド療法には2種類あり、経口剤(飲み薬)と点滴注射です。
一番注意しなくてはいけないのが、内服を開始すれば
他の薬剤のように急に服用をストップできないことです。

ステロイド剤を使用すると副腎からステロイドホルモンが分泌されなくなります。
この状態で服用を急にストップした場合、
体内にステロイドホルモンが不足してしまい、
倦怠感、血圧低下、吐き気、頭痛などを発症してしまいます。

これはステロイド離脱症候群と呼ばれていて、
服用中止は医師の判断を仰ぎましょう。

なぜストロイド剤を服用すると浮腫が発生してしまうのかというと、
ステロイド剤が血液中のナトリウムを増加させます。

このナトリウムを薄めようとして体が水分を溜め込もうとします。
この水分が顔、手足に蓄積されてむくみになってしまいます。
喘息持ちの方はステロイド剤の服用を止めてしまうと、
発作を起こす危険性があります。

むくみがひどい方はリンパマッサージや
利尿作用を促す薬などを併用するしかないかもしれません。

あとは薬の量、服用する頻度などを調整して
浮腫を緩和するなどの処置が必要です。